（２）大企業(yè)の監(jiān)督管理は容易ではない

獨占禁止法執(zhí)行は全てが順風満帆というわけではなかった。市場における獨占を形成した勢力の多くは大きな権力を持つ強者であり、取り締まるのは簡単なことではない?！釜氄冀狗ㄟ`反調(diào)査の対象の多くは多國籍企業(yè)や中央企業(yè)などの大企業(yè)だ。我々は企業(yè)の強大化には反対しないが、公平な競爭を妨害する行為には反対する」。

外國企業(yè)の取り締まりが相次いだことから、海外から中國は外國企業(yè)を「標的」にしているのではとの疑問の聲も上がった。これについて李克強総理は、「獨占禁止法違反調(diào)査を受けた外國企業(yè)は10％に留まる。これらの措置は特定の企業(yè)に対するものではない」と強調(diào)した。

このほか、獨占禁止法執(zhí)行にはいくつかの問題も見られた。中國社會科學院米國研究所の蘇華?副研究員は「中國の獨占禁止法執(zhí)行機関は、限られた法執(zhí)行資源と絶えず増加する法執(zhí)行ニーズという矛盾を抱えている。法執(zhí)行の力を補い、機関同士の協(xié)力?意思疎通を強めていく必要がある」と指摘する。

（３）今年は行政獨占を打破

獨占禁止法の施行から7年目となる今年、中國の法執(zhí)行の重點は何だろう？

発改委価格監(jiān)督検査?獨占禁止局の許昆林局長は今年の活動について、「今後は行政獨占を打破していく」と指摘した。業(yè)界関係者は、「これまで、獨占禁止法違反の取り締まり対象はほとんどが大企業(yè)に集中していた。今後は、行政権力の濫用による競爭の制限、排除や、地方保護主義などが調(diào)査の主な対象になる」と指摘する。

劉俊海所長は「今後も平等な監(jiān)督管理という原則にのっとり、ある特定の業(yè)界の企業(yè)を標的にすることなく、全ての企業(yè)の監(jiān)督管理において『地位平等、共同発展、公平な競爭、互恵協(xié)力、平等な監(jiān)督管理、平等な保護』という原則を遵守していくべきだ」と述べた。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月4日