中國中央テレビ(CCTV)のドキュメンタリー番組のディレクターを務(wù)める王沖霄氏は、メディア業(yè)界人として、これまでずっと隣國である日本に注目し続けてきた。そして、自分なりの考えを持つようになった。中國網(wǎng)が伝えた。
王沖霄氏は、「日本文化に対する理解は、水均益氏と組んでCCTVの國際インタビュー番組を制作した10年前にさかのぼる」と語った。その際、王氏は中國のメディアが日本をどのように見ているのか、あるいはどのように日本のイメージを伝えているのかに気付き、ずっと矛盾と困惑を心に抱いてきた。この100年程、中國人の日本文化に対する見方は、社會全體の思想や社會の変遷に影響を受け続け、客観的視線や分析に欠けてきた。そのため、中國の人々の日本に対する認(rèn)識も終始揺れ動いてきた。各方面の影響を受け続けてきた人々は、日本に対して常に冷靜な判斷ができずにいる。このため、中國人の目に映る日本のイメージは、非常に曖昧なものとなっている。
この10年間、王氏は日本に対して格別な興味を抱いてきた。この世界で中國にとってもうひとつ非常に重要な國があるとしたら、それは日本にほかならないからだ?!钢袊摔澜缛wを認(rèn)識する際、どんな目的であろうと、またどのような狀況であろうと、日本は必ず我々の第1選択肢となる。どんな文化や文明も鏡像となる文明がある。例えば、キリスト教文明の鏡像はイスラム文明で、二つの文明は、互いを映しあっている」。
王氏には、中日両國の文明は相互に相手の姿を映しあっているように見える。日本は中國の一面を映す鏡であり、この鏡には中國の美しさのほかに、中國の醜さも映している。中國は、自身の醜さや恥ずかしい姿が映し出されているからといって、この鏡を割らなければならないのだろうか?その答えは、もちろんNOだ。
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