ニュージーランドの乳児用粉ミルクなどへの殺鼠剤「1080」の混入を予告する脅迫狀が、乳製品大手のフォンテラなどに送り付けられた事件に注目が集まっている。中國(guó)計(jì)量科學(xué)研究院が25日に発表した情報(bào)によると、同研究院は検査測(cè)定方法の開発や検証といった一連の緊急研究活動(dòng)を行っており、粉ミルクに含まれる「1080」の検査測(cè)定方法?結(jié)果の正確性?信頼性を世界基準(zhǔn)と一致させた。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

ニュージーランドの警察當(dāng)局が3月10日に発表した情報(bào)によると、昨年11月、粉ミルクなどに殺鼠剤「1080」を混入すると予告する匿名の脅迫狀が、現(xiàn)地の農(nóng)業(yè)団體やフォンテラなどに送りつけられた。この匿名の人物は、ニュージーランド政府が今年3月末までに「1080」の使用を停止しなければ、この殺鼠剤を乳幼児用粉ミルクなどに混入すると予告した?！?080」はモノフルオロ酢酸ナトリウムのナンバーで、ゴマ粒ほどの量だけでも體重10キロの犬を死に至らしめる。

中國(guó)はニュージーランド最大の粉ミルク輸出先だ。中國(guó)の輸入粉ミルクの50％以上はニュージーランド産で、國(guó)內(nèi)の多くの粉ミルク?食品メーカーがニュージーランドの乳製品を原材料としている。同研究院は迅速に対応し、正確かつ信頼性の高い迅速検査測(cè)定方法を見つけるため、ガスクロマトグラフ質(zhì)量分析法、液體クロマトグラフ質(zhì)量分析法を組み合わせた。実験?検証により、この方法による検査測(cè)定は正確性?敏感性?再現(xiàn)性が高く、異なるブランドの乳幼児用粉ミルク、全タンパク質(zhì)、羊乳粉ミルクなどの検査測(cè)定に適しており、市場(chǎng)に流通している各ブランドの「1080」検査測(cè)定の需要を満たすことが分かった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月26日