輸入が禁止されている日本の原発被災(zāi)地産の食品294項目が、産地偽裝で不法に輸入されていることが臺灣地區(qū)の関稅の検査で発覚した。臺灣地區(qū)の“中央社”の報道によると、臺灣地區(qū)の食品衛(wèi)生部門は、「日本國內(nèi)ですでに中國語表記のラベルで偽裝されていた可能性も視野に入れ、日本當(dāng)局の介入を求め事実関係を調(diào)査する」としている。中國臺灣網(wǎng)が伝えた。

報道によると、今年の2月初め、本來の原産地が原発被災(zāi)地の千葉県であるキッコーマン醤油が、中國語表記では北海道産に偽裝されて輸入されていたことが、基隆関稅の検査官によって発覚された。これは検査の目をすり抜けようとした小細(xì)工にほかならない。

同食品衛(wèi)生部門が挙げた日本の食品貿(mào)易商10社は25日、當(dāng)局の捜査に協(xié)力することを表明しており、既に入関したものについては、販売の中止と商品の回収を行うとしている。また、臺灣の輸入商側(cè)は、問題の行為は日本側(cè)の輸出商の行為であり、産地バーコードが正確か否かを知らなかったと冤罪を主張していることが取材で分かった。

臺灣地區(qū)內(nèi)の輸入商は口々に「産地表記の改ざんは絶対に行っていない。商品のラベルにある中國語表記は日本側(cè)の輸出商から提供された日本語資料を翻訳したものであり、産地が正しいか否かをどのように確認(rèn)すべきかも分からない」と主張している。偽裝された中國語産地表示問題に関して、臺灣地區(qū)と日本の當(dāng)事者間の結(jié)託があったかどうかを含め、日本當(dāng)局の介入を求め事実関係の調(diào)査を進めるとしている。（編集TM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月27日