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2015年6月3日  
 

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舊日本軍の米軍捕虜に対する生體解剖実験の証拠が一般公開

九大醫(yī)學歴史館「暗黒の歴史の証拠を隠し続けるべきではない」

人民網日本語版 2015年04月07日14:29

4日、福岡県にある九州大學?醫(yī)學歴史館の一般公開が始まった。同館の展示品の中に、日本の大學教員が1945年、捕虜となった米空軍パイロットに対して生體解剖実験を実施した証拠品が含まれていることは、注目に値する。新華網が伝えた。

九州大學は長年の間、第二次世界大戦中に行われたこの蠻行の証拠を隠し続け、一般に公開することを拒んできた。だが、同校の教授會で、多くの教員が、「大學が歴史に殘した『暗黒のページ』を正視しなければならない」との共通認識に達したのだ。

【暴かれた非人道的犯罪】

九州大學の構內にある醫(yī)學歴史館には、100年以上にのぼる同校醫(yī)學部の発展史が展示されている。

共同通信社の報道によると、同館には、カルテや醫(yī)療機器など、計63點の展示品が展示されている。このうち2點は、同校醫(yī)學部の教員らが第二次大戦中、捕虜となった米國人パイロット8人に対して生體解剖実験を実施した証拠品だ。

1945年、1機の米軍B29爆撃機が福岡上空で撃墜され、數人の米國人パイロットが捕虜となった。當時、何人の米國人パイロットが日本の捕虜となったのかはまだ謎であるが、そのうち8人が、九州大學醫(yī)學部の教員による生體解剖実験の対象となったことが確認されている。

この生體実験に関わったある教授は、當時のことを回想し、「米軍の捕虜は、白い長い服を身に著けていた。我々が醫(yī)師であることを認識していたようだった。自分たちの怪我を治療してくれるのだと思い込み、警戒心を解いて抵抗することはなかった。自分たちが解剖実験の生贄になろうとは、思いもしなかったであろう」と話した。

複數の資料によると、ある米軍パイロットは、微笑みながら、「ありがとうございます」と看護婦にお禮の言葉を述べたという。

醫(yī)學実験では、複數の九州大學醫(yī)學部教授が、米軍パイロットに海水を希釈したものを注射し、彼らの肺や他の臓器を切除し、その後どれくらいの間生き続けられるのかを観察した。同時に、學生に対し「注意事項」や「要點」を解説した。その後、8人の米軍パイロットは全員死亡した。


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