黒竜江省佳木斯（ジャムス）市に住む退職した元幹部の宋金和氏は、50年あまりの年月をかけて、舊日本軍による中國侵略の物的証拠を収集、このほど「舊日本軍中國侵略物証陳列室」を開設(shè)した。宋氏は、日清戦爭、「九一八」事変、「七七」事変（盧溝橋事件）から、舊日本軍降伏までの各時(shí)期の歴史的資料約200種類、一萬點(diǎn)余りを収集した。専門家によると、中國の民間人が集めた舊日本軍の中國侵略資料の中では、他に類を見ない卓越した規(guī)模と內(nèi)容という。佳木斯市委員會(huì)宣伝部の擔(dān)當(dāng)者は、「佳木斯市は、舊日本軍中國侵略物証陳列館の建設(shè)に著手する計(jì)畫だ。これらの貴重な資料を、より良い狀態(tài)で保護(hù)、発掘、利用したい」とコメントした。

宋氏は、陳列室が完成した後、自らガイド役を務(wù)め、舊日本軍による中國侵略史について來訪者に説明している。毎年、全國各地から社會(huì)各界の人々が、視察のために陳列室を訪れている。宋氏の陳列室は、今では、佳木斯市の國防教育?愛國主義教育の重要拠點(diǎn)となった。國際連合教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）事務(wù)局長補(bǔ)を務(wù)める唐虔（チエン?タン）博士も、かつてこの陳列室を訪れた。タン博士は見學(xué)後、「展示品の數(shù)々は、我々に、世界の平和を促進(jìn)し、歴史から學(xué)ぶことを教えてくれる」と高く評(píng)価した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月19日