ここ1週間で南中國海情勢は突如「緊張を高められた」。新華網(wǎng)が伝えた。

　米國のカーター國防長官は初の東アジア訪問で中國による島や礁での建設(shè)に「懸念」を表明。米國は南中國海海域でまれに見る規(guī)模の合同軍事演習(xí)を?qū)g施するために艦隊を派遣するとともに、南中國海での哨戒活動実施を日本にそそのかした。日本の軍?政府要人、シンクタンク、メディアはさらに火に油を注ぎ、「東アジアで不測の事態(tài)や軍事的衝突を招く安全保障上のリスクが高まっている」と誇張した。

　こうした事はたくさんある。こうして南中國海情勢は再び過熱させられ、「一觸即発」とまで煽り立てられ、その矛先は中國に向けられている。

　事実は雄弁に勝り、詭弁にはそれ以上に勝る。周知の通り南中國海には重要な國際航路が複數(shù)あり、世界の貿(mào)易総量の半分以上の輸送量を支えている。南中國海沿岸各國と東アジア各國の交流、協(xié)力、繁栄に関係する大通路だ。

　中國は南中國海の航行の自由と安全が自國および地域各國にとって重要であることをよく知っており、南中國海情勢に対する國際社會の懸念も理解している。

　ベトナム戦爭終結(jié)後の40年間、局地戦爭の戦火が去ったことで、南中國海の航行は一貫して自由と安全を保ち、東アジア地域の協(xié)力と発展に不可欠の輸送を保障した。

　中國は南中國海の航行の自由と安全を守る重要な國だ。中國は南中國海問題における立場、政策、提案、約束をすでに繰り返し、厳かに明らかにしてきた。