習(xí)近平國家主席（中共中央総書記）が2013年に「1ベルト、1ロード（シルクロード経済ベルトと21世紀(jì)海上シルクロード）」構(gòu)想を発表して以來、中國と沿線國が進(jìn)めてきた一連の実務(wù)協(xié)力がすでに実を結(jié)び始めている。2015年3月28日、國家発展改革委員會(huì)、外交部（外務(wù)?。⑸虅?wù)部（商務(wù)?。─瞎餐恰弗伐毳愆`ド経済ベルトと21世紀(jì)海上シルクロードの共同建設(shè)を推進(jìn)するビジョンと行動(dòng)」を発表し、「1ベルト、1ロード」が全面的な推進(jìn)段階に入ったことを表明した。

中國中央テレビ局(CCTV)のニュース番組?新聞聯(lián)播で今週から、「1ベルト、1ロード 共に繁栄を目指す」と題する特別番組が放送されている。第1回の放送では、「1ベルト、1ロード」の「版図」が発表され、「21世紀(jì)海上シルクロード」のうち、南中國海と南太平洋を結(jié)ぶ南ルートが初めて地図に表示された。このルートは公式文書の內(nèi)容とも一致しているが、これまでメディアが作成した地図の中には描かれてこなかった。

「1ベルト、1ロード」の範(fàn)囲がどれほど大きいかを見てみよう。まず「1ベルト」とは「シルクロード経済ベルト」を指す。中國から出発する3つの陸上ルートからなり、1本目は、中央アジア、ロシアを通って歐州に至る。2本目は中央アジア、西アジア、ペルシャ灣を通って地中海に至る。3本目は東南アジア、南アジアを通ってインド洋に至る。次に、「1ロード」とは「21世紀(jì)海上シルクロード」を指し、中國の沿海地域の港から出発する2つの海上ルートからなる。1本目は、南中國海、インド洋を通って歐州に至る。2本目は南中國海を通って南太平洋に至る。