昨年末までにハイアールは海外ですでに7カ所の工業(yè)パークと24カ所のマーケティングセンター、3萬(wàn)7千以上の販売ネットワークを設(shè)立し、ドイツと日本、米國(guó)、ニュージーランドの4カ所に研究開(kāi)発センターを設(shè)けている。

▽ニッチな卓上冷蔵庫(kù)から3000ユーロ近い豪華冷蔵庫(kù)へ 中高級(jí)のイメージ定著

ハイアールは海外進(jìn)出當(dāng)時(shí)、ニッチ市場(chǎng)での展開(kāi)という戦略を取った。最初は、學(xué)生用の卓上冷蔵庫(kù)や家庭のキッチン臺(tái)に置く冷蔵庫(kù)などがメインだった。2002年には、日本の三洋電機(jī)と協(xié)力して販売會(huì)社を作り、三洋の販売ルートを通じて日本市場(chǎng)に入ったが、その時(shí)も、日本のメーカーには重視されていない単一機(jī)能の冷凍庫(kù)という細(xì)分市場(chǎng)から切り込み、価格の安いホームセンターから徐々に浸透し、最後には日本の10大家電小売ルートで扱われるようになった。

國(guó)際市場(chǎng)に參入することは世界レベルのブランドとなることと同じではない。そのためには中國(guó)製品の「安かろう悪かろう」というイメージを変えなければならず、海外進(jìn)出にあたっては製品に主張させるようにしなければならない。ハイアールは國(guó)際市場(chǎng)で徐々に力を蓄え、研究開(kāi)発?設(shè)計(jì)?製造?マーケティングの各能力は、國(guó)際的な家電ブランドと肩を並べるようになり、ニッチ化?差別化に偏っていた製品路線(xiàn)も中高級(jí)路線(xiàn)へと転換しつつある。

中高級(jí)製品でブランドを確立するためには、歐米日韓との差別化を図らなければならない。2008年、ハイアールは歐州でイタリア式の3ドアの冷蔵庫(kù)で中高級(jí)市場(chǎng)に參入した。価格は以前の1臺(tái)あたり平均100ユーロから1299ユーロへと高まり、家電売場(chǎng)での位置も店の隅から大ブランドと並べられるようになった。ハイアールはすでに、先進(jìn)國(guó)で中高級(jí)のイメージを樹(shù)立し始めており、ハイアールの歐州でのマルチドアの冷蔵庫(kù)市場(chǎng)でシェア18％を占めている。