先進(jìn)7カ國(guó)（G7）について知っている人には當(dāng)たり前のことだが、主要経済先進(jìn)國(guó)7カ國(guó)からなるこのグループでは普段、経済問(wèn)題が重點(diǎn)に話し合われる。だが15日に獨(dú)リューベックで開(kāi)かれたG7外相會(huì)合では、南中國(guó)海と東中國(guó)海にもかかわる海洋安全保障宣言が単獨(dú)で採(cǎi)択された。G7の40年近い歴史上でも初めてとなる。新華網(wǎng)が伝えた。

　新華社記者の調(diào)査によると、G7メンバー國(guó)のうちこの宣言の重要かつ唯一の推進(jìn)役は日本であり、舞臺(tái)の表裏で大量の畫(huà)策がなされた。日本はそこまでしてなぜこの宣言をG7で採(cǎi)択させようとしたのか。背後にはどのような政治的?外交的意図があるのだろうか。

▽聲明からかいま見(jiàn)られる意図

　日本外務(wù)省高官は共同通信社に対し、G7メンバー國(guó)のうち日本は「アジアからの唯一の參加國(guó)」であるために、海洋安全問(wèn)題に関する宣言の作成をG7に説得する必要があったとした。「もしも（G7のうちで）日本がその役を負(fù)わなければ、誰(shuí)が負(fù)うというのか」とこの高官は語(yǔ)ったとされる。

　一方、ドイツのフランク＝ヴァルター?シュタインマイアー外相記者會(huì)見(jiàn)で、G7がなぜ海洋安全について議論しなければならなかったかについて、「來(lái)年のG7開(kāi)催國(guó)である日本が、今後數(shù)年の議事日程としてこの問(wèn)題を扱うことに強(qiáng)い関心を示した」と語(yǔ)った。

　日本の「強(qiáng)い関心」のわけを知るにはまず、この「宣言」を注意深く読む必要がある。宣言はわずか6ページで、內(nèi)容は抽象的で雑多な印象を受ける。海上通商活動(dòng)や密輸?密航、海賊対策、生態(tài)學(xué)的多様性など記述は多岐にわたる。だがこの中で注目すべきなのは第4段落である。