報(bào)告書の指摘によると、現(xiàn)在外來語が大量に入ってきて、外來語の亂用によって「中國(guó)語の純粋性が破壊されている」のと同様、中國(guó)語も急速に外國(guó)語を侵食し始めているという。金遣いが荒く品のない金持ちという意味の「Tuhao(土豪)」や金を買い漁ることで有名になった中國(guó)のおばさんを指す「Dama(大媽)」などのネット流行語が2014年の「オックスフォード英語辭典」に収録されたというニュースが國(guó)內(nèi)外で幅広い注目を集めた。報(bào)告書では、これは英語の開放度が高く、包容力に溢れていることを示すわけではなく、中國(guó)の國(guó)力が強(qiáng)まるに伴い、中國(guó)語の國(guó)際的地位や中國(guó)文化の國(guó)際化が徐々に進(jìn)展していることによるものだという見方を示している。
しかし青書は、中國(guó)語は決して想像しているほど人気が高いわけではなく、チングリッシュも想像しているほどブームになっているわけではないと強(qiáng)調(diào)する。
その理由として、(1)データによると、中國(guó)語學(xué)習(xí)者の數(shù)は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で1億5000萬人には達(dá)しておらず、2015年中に2億人に達(dá)することも難しい。このほか、第2外國(guó)語である中國(guó)語に対する外國(guó)人の情熱は恐らく日本語にも及んではおらず、フランス語やスペイン語を超えることはさらに難しい。
(2)孔子學(xué)院の教師や生徒と比べると、派遣されている教師の資質(zhì)はますます中國(guó)語を?qū)Wぶ外國(guó)人のニーズを満足させられなくなっていることが見て取れる。教師の資質(zhì)や中國(guó)語教育資源の欠如、教材の現(xiàn)地化過程での問題など、日増しに勢(shì)いを増している孔子學(xué)院と比べると、海外の中國(guó)語教育は大きな困難と壁に直面している。
報(bào)告書の分析によると、現(xiàn)在ますます多くのチングリッシュの語彙が出現(xiàn)し、頻繁に使用されているように、流行するいずれの言葉にもある程度の社會(huì)生活の背景が含まれており、西洋社會(huì)がより深く中國(guó)を理解するのに役立っているという。しかし、チングリッシュが真に標(biāo)準(zhǔn)の英語に溶け込み、英語の言語の発展に重要な影響を與えるには、さらに多くの問題や壁に直面するだろう。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月30日
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