〇社員を引き抜かれるのは日常茶飯事
北京セブンイレブンは、「毎年、春になると社員の転職が増える。弊社から言えば、今回の社員の集団離職は、正常な範囲內の出來事であり、経営全體に影響が及ぶものではない」としている。
外資系コンビニとして北京に一番乗りしたセブンイレブンは、北京では他のどこよりも豊富な経験を蓄積している。業(yè)界で視察対象となるだけではなく、コンビニ人材が最も集中する企業(yè)でもあり、同業(yè)者が引き抜きを目論む第一選択肢となるのも當然だ。コンビニの成長期には、そのような現(xiàn)象がとりわけ顕著に表れる。
中國連鎖(チェーン)経営協(xié)會がこのほど発表した「中國コンビニ発展報告(2014)」によると、2013年以降、コンビニ業(yè)は回復の兆しを見せ、第2次拡張期に入った。2011年に創(chuàng)設された北京の現(xiàn)地コンビニブランド「全時」は、それ以來ずっと、全く躊躇せず、セブンイレブンから大量の人材を引き抜いてきた。業(yè)界の內部から見れば、企業(yè)の創(chuàng)業(yè)時に経験豊かなベテラン従業(yè)員を採用した方が、順調にスタートできることは間違いないが、人材が全てとは言えない。內部関係者によると、2010年にも、ある現(xiàn)地のコンビニが、セブンイレブンからOFCを大量に引き抜いたが、このコンビニは長くは続かず、いつの間にか市場から姿を消したという。
今回セブンイレブンを離れた地區(qū)マネージャーは、「創(chuàng)業(yè)」を離職の理由としたが、突然離職した訳ではないという。セブンイレブン側は、「店長から數(shù)名をOFCに昇進させ、新たな人事配置も滯りなく済ませ、経営に影響が及ぶことはなかった」と述べた。
〇北京コンビニ市場、すでに黒字経営に
関係者によると、セブンイレブンの昇進制度によると、店舗の一般社員は、店長まで昇進可能で、その先には、「OFCを経て本部社員になる」または「フランチャイジー(加盟主)になる」という2つの選択肢がある。フランチャイジーとして業(yè)績が上がれば、複數(shù)の店舗を持つこともできる。OFCになれば、本部での出世の道が開かれる。地區(qū)マネージャーであるDMになることや本部の他の部門に配屬される可能性もある。本部の他の部門では、運営部門との人事異動があり、一般的に、運営部門から他の部門に移動する際には、さらに上の役職が約束される。
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