〇保障：來場(chǎng)者の流れをスムーズにする3つの「防衛(wèi)線」

これまでの統(tǒng)計(jì)によると、故宮を訪れる観光客は、メーデー連休、國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）連休および夏休みに集中している。特に、國慶節(jié)連休中の1日あたり來場(chǎng)者數(shù)は、延べ18萬2千人と、過去最高をマークした。

昨年、1日の來場(chǎng)者が延べ8萬人を上回った日が42日あった。今年の情勢(shì)から、1日あたり來場(chǎng)者が8萬人以上となる日數(shù)はさらに増えると見られる。

1日あたり「延べ8萬人」の警戒線をいかにして死守するのか？単院長は次の通り話した。

2011年國慶節(jié)連休中に、初めて8萬人の入場(chǎng)制限を施行したが、結(jié)果は失敗に終わった。その原因は主に、多くの観光客が午門広場(chǎng)の入場(chǎng)券販売窓口に集中したため、門を開けて入場(chǎng)させざるを得なかったことにある。この時(shí)の教訓(xùn)から、今年は、來場(chǎng)者が1カ所に過度に集中しないように「３つの防衛(wèi)線」を張り、流れをスムーズにする。

故宮は、來場(chǎng)者のピーク期には、天安門管理委員會(huì)や東城區(qū)など各部門と提攜し、武裝警察?警備員?社會(huì)化された安全保障の力を動(dòng)員、天安門広場(chǎng)?故宮端門?午門の入場(chǎng)券販売窓口に３つの「防衛(wèi)線」を設(shè)けて観光客の過度集中を抑止する。また、観光客が並ぶだけ並んで徒労に終わることのないよう、「チケット殘數(shù)」を知らせる掲示板を設(shè)置する。

午前中に制限枚數(shù)の8萬枚があっという間に完売するといった事態(tài)が起こらないよう、ピーク期には、故宮は各旅行社と協(xié)力して、午後にも來場(chǎng)者を受け入れられるよう調(diào)整する。また、來場(chǎng)者総數(shù)に占めるツアー客の割合を50％とする。