最近、韓國ソウルの繁華街?明洞(ミョンドン)の化粧品店でも、「爆買い」する中國人観光客が目立つ。そのような中國人観光客のほとんどは、旅行前に人気の化粧品を調査しておき、自分用やお土産にお目當て化粧品を「爆買い」している。では、どのような韓國の化粧品が中國人観光客に人気なのだろう?參考消息網が韓國メディアの報道を引用して報じた。
韓國の主な化粧品メーカーが22日に発表した統(tǒng)計によると、2015年1-4月、明洞で最も人気があった化粧品は、「アニマルパック」(ザフェイスショップ)、「ザ?グリーンティーシードセラム」(イニスフリー)、「BBクリーム」(ミシャ)、「マジックエニークッション」(エチュードハウス)、「ジンセン ロイヤル シルクウォータリークリーム」(ネイチャーリパブリック)だった。
ザフェイスショップのアニマルパックは、トラやパンダの形があり、今年1月末に発売されてから、中國で150萬枚売れるなど、大ヒットとなっている。微博(ウェイボー)などのSNS上では、アニマルパックを使った時の畫像が投稿され、人気にさらに拍車がかかっている。イニスフリーのザ?グリーンティーシードセラムは、済州島の緑茶が原料となっており、保濕効果が抜群。明洞の一部のショップでは、売り切れ続出となっている。ミシャのBBクリームは、昨年、中國の習近平國家主席の彭麗媛夫人が韓國を訪問した際に購入したのをきっかけに、販売數がウナギ登りになっている。
今年、中國で労働節(jié)(メーデー)に合わせた3連休の前後4月30日-5月4日、明洞にショップを出している化粧品メーカーの販売額が、昨年同期比10-70%増となった。例えば、ザフェイスショップは、免稅店での販売額が激増し、明洞地域全體の販売額が前年同期比70%増となった。また、イニスフリー同40%増、ミシャ同10%増、ネイチャーリパブリック同20%増と、軒並み増加している。
ある化粧品ショップの責任者は、「明洞の販売額のうち、中國人観光客への販売額が70-80%を占めている。そのため、中國人観光客の目を引くことのできる商品の開発を進めているほか、売り場にも中國語を話せるスタッフを配置するなど、中國人観光客を対象にしたマーケティング戦略に力を注いでいる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月22日
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