▽爭い戦えば損失の方が大きい
安倍首相は「好きなようにする」ことができるが、資金は「勝手に動き回る」わけにはいかない。
日本の投資計畫がアジア地域に與える影響を考えてみると、これがアジア市場の資金を増やすことにもっぱら力を注ぐなら、一連のアジア國家にとって経済的なメリットがあることは確かだ。だがAIIBと爭おう、戦おうとするなら、得られる利益よりも損失の方が大きいという現(xiàn)実に直面することになる。
中國現(xiàn)代國際関係研究院世界経済研究所の陳鳳英所長は、「日本は今、アジアのインフラ建設というパイが非常に大きいことを知りながら、AIIBに加盟する機會を失った。そこで初めに考えることは、羊を失って柵を強化すること、方針決定の誤りを埋め合わせすることに違いない。実際、アジア市場は非常に大きなもので、日本が競爭の意思をうちに秘めていることは當たり前のことだ。だがより大きなことはアジア市場自身がもつ吸引力だ。日本だけではなく、世界銀行を含むたくさんの機関や國が分け前にあずかろうと狙っている」と話す。
陳所長の分析によると、「中國やAIIBは日本の方向性を気にしすぎる必要はない。アジア経済というパイはますます大きくなっており、インフラ建設は爆発的に発展しつつあり、アジア市場は排他的な市場でもない。日本やアジア銀行が関與すれば、アジア経済により多くの資金調達プラットフォームを提供することになり、資金を必要とする國は資金調達コストを引き下げることができる」という。
▽相互に補い合う協(xié)力でイノベーションの発展を
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