▽総裁：ADB前総裁の金氏が最有力

このほどメディアが伝えた情報(bào)通の話によると、AIIBの上層部管理システムの構(gòu)築をめぐり、中國は「総裁1人、副総裁10人」のプランを提案したという。外部では、AIIB多國間臨時(shí)事務(wù)局長を務(wù)める金立群氏が初代総裁に就任するとの見方が最有力だ。

金氏はこれまで中國財(cái)政部（財(cái)務(wù)?。└辈块L、世界銀行中國副執(zhí)行理事、中國投資有限責(zé)任公司監(jiān)査役などの職を歴任し、中國の副部長（次官）クラスの高官として初めてアジア開発銀行の高官を務(wù)めた人物でもある。

総裁だけでなく、副総裁の席をめぐる爭奪戦も日に日に白熱している。インドネシアのバンバン財(cái)務(wù)大臣はさきに、「インドネシアはAIIBで重要な役割を演じたい。少なくとも副総裁の席1つはほしい」と述べた。韓國メディアの報(bào)道によれば、韓國も副総裁の席を勝ち取ろうとしているという。業(yè)界関係者の話では、インドネシアと韓國だけでなく、英國、フランス、南アフリカ、ブラジルなども副総裁のイス獲得に大きな期待を寄せている。

▽地域センター：英國とドイツ、インドとインドネシアが競爭

権力や総裁だけではない。中國以外の國に支店を置いてAIIBの地域センターにするかどうかという點(diǎn)について、財(cái)政部の樓継偉部長は、「各方面がこれからのAIIBの業(yè)務(wù)展開狀況に基づいて話し合って確定することになる」と話す。