29日、アジアインフラ投資銀行（AIIB）への參加の意向を表明した創(chuàng)設(shè)メンバー國の代表が北京に集まり、AIIB設(shè)立協(xié)定の署名式に出席した。これにより、AIIBおよび同行の今後の運営をめぐり各メンバー國が共に遵守すべき「基本ルール」が成立、順調(diào)なスタートに向けた大切な一歩が踏み出された。AIIBの運営プロセスにおいて、その「透明性」は、一體どのように保証されるのであろうか？新京報が伝えた。

11章60條で構(gòu)成されたAIIB協(xié)定には、AIIBの運営モデル、株券分配、理事メンバーの選抜方法などに関する內(nèi)容が詳述されている。代表者は、調(diào)印式において、「AIIB協(xié)定は、質(zhì)の高い文書であり、各方面が関心を寄せる保障政策について、厳しい規(guī)定が設(shè)けられた」と強調(diào)した。

かつて世界銀行とアジア開発銀行（ADB）のプロジェクトに參與した國家発展改革委員會（発改委）対外経済研究所の張建平?所長は、「本規(guī)程は、AIIBのガバナンスの基本的枠組みとなる。AIIBは、理事會、董事會（取締役會）、総裁という三層構(gòu)造を擁しており、他の地域性金融機関や國際金融機関も同様の構(gòu)図で構(gòu)成されている。AIIB規(guī)定は、國際金融機関の規(guī)則水準をクリアしており、ガバナンスモデルと透明度は十分に保証されている」とコメントした。

AIIB設(shè)立協(xié)定によると、総裁の選出や新メンバーの參加?承認をめぐるAIIBの全権限は理事會が有し、投票は、絶対多數(shù)（過半數(shù)）、特別多數(shù)、単純多數(shù)（相対多數(shù)）の３タイプを原則とする。このような制度によって、AIIBの透明性ある運営は、かなりの程度保証される。

これまでに、「AIIBの運営體制は透明性に欠けるのではないか」という懸念の聲が一部の國家から挙がったことについて、発改委対外経済研究所の張所長は、「AIIBは、中國が呼びかけた國際金融開発機関であるが、AIIBが世界の主な國際金融機関が主導するルールに追い付けないならば、參加メンバー國を引き付けることはできなかったはずだ」と指摘した。

中國財務(wù)部（財政相）の樓継偉部長も、「AIIB設(shè)立協(xié)定は、現(xiàn)存の多國籍開発銀行の豊かな経験ややり方を參考としたものだ。AIIBは、構(gòu)造?業(yè)務(wù)政策?マンパワー管理などの面で、國際性?規(guī)範性?ハイレベルを堅持しつつ、AIIB獨特の経営?高効率運営?高い透明性とクリーン性を確保するに違いない」と述べた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月30日