外交部(外務省)の華春瑩報道官は9日の定例記者會見で、「中國政府は國際連合(國連)と共同で近くミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた進展狀況を発表する」と述べた。
國連はこのほど「ミレニアム開発目標報告2015」を発表した。華報道官は、「ミレニアム開発目標は世界の発展促進に非常に大きな貢獻をした。過去15年間、各方面がともに努力した結果、世界は貧困の撲滅、教育の普及、マラリアや肺結核などの伝染病の発生阻止、安全な飲用水の提供、スラム居住者の生活改善など各方面で積極的な進展を遂げた」と述べた。
また華報道官は、「中國はミレニアム開発目標の積極的な関與者であり、貢獻者であり、大部分の目標を基本的に達成した。1990年から2011年の間に、中國の貧困人口は4億3300萬人減少し、5年前倒しで貧困撲滅の目標を達成した。また中國は南南協(xié)力の枠組の中で他の発展途上國がミレニアム開発目標を達成することを支援してきた。中國のミレニアム開発目標の達成に向けた進展狀況は、中國政府が國連と共同で近く発表する」と述べた。
國連は今年9月にミレニアム開発サミットを開催し、達成狀況を振り返るとともに、今年後半の開発日程を審議可決する。華報道官は、「各方面はこのサミットを契機として、より全面的でバランスが取れ、壯大な志をもった開発目標を制定し、開発パートナーとの関係を改善し、発展途上國の開発促進のために良好な外部環(huán)境を創(chuàng)出し、すべての人類に共通の持続可能な発展を実現しなければならない」と述べた。
華報道官は、「中國は各方面とともに、2015年後半の開発日程を新たな起點として、経済成長、社會の公平?正義、環(huán)境の持続可能な発展を絶えず促進し、全人類の共同の発展に向けてしかるべき貢獻をしていきたい」と結んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月10日
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