南京出身の張思為さん(仮名)は、大學(xué)1年生の時(shí)に初めて日本に旅行に行った。実際の日本は、日本のドラマやアニメを通して知っている日本とほぼ同じであると感じたという。
「親切な人もいれば、冷淡な人もいる。世界のどこでも同じ」と張さん。
張さんは、學(xué)校が実施した活動で「南京大虐殺遭難同胞記念館」を見學(xué)した時(shí)、「驚き、とても悲しい気持ちになった。中國を振興させようという思いもある」としながらも、普段の生活の中で日本の流行文化に接することに影響が及ぶことはなかったという。
それでも、ここは南京。殘虐な事件の傷が今でも消えないトラウマとして殘り、多くの人の心に影響を與え続けている。
江蘇省の重點(diǎn)中學(xué)(中高一貫校)?南京外國語學(xué)校は、現(xiàn)地の人々にとって最も理想的な中學(xué)の1つで、英語、フランス語、ドイツ語、日本語のクラスがある。公式サイトを見ると、2015年、計(jì)320人の新入生を迎えた。しかし、日本語クラスの新入生募集は簡単でない。02年から08年、日本語クラスで學(xué)んだという楊蕊さん(仮名)は、「日本語クラスに入る新入生は、毎年15人程度。中日関係の変化に比例して、増えることもあれば、減ることもある」という。
同校の日本語クラスのある教師は、「南京は、中日関係に特に敏感な都市で、南京大虐殺や日本の右翼勢力の歴史を認(rèn)めない態(tài)度などを見て、感情的に、自分の子供が日本語クラスに入るのを望まない保護(hù)者もいる」と説明する。
しかし、日本語クラスなどが、今の若者が日本や日本の文化を知るきっかけとなっているのも確かだ。
「中學(xué)生にとって、まず影響力をもつのは先生」という楊さんは、「戦爭や歴史に対する反省の思いから、同校に日本語教師として來た高齢の日本人先生のことを覚えている。その先生と手紙を交換するようになった?!耗暇┐笈皻ⅳ蛲欷胜い郡幛藲澳昕找u警報(bào)が出される時(shí)には、僕は一人で家に閉じこもり、とてもつらい気持ちになる』と言っていた」と話す。
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