この危険な傾向に対して、中國(guó)は『南中國(guó)海における関係國(guó)の行動(dòng)宣言』の重要性を強(qiáng)調(diào)している。2002年署名の同宣言には「平和?安定」との表現(xiàn)が3回出てくる。宣言は中國(guó)とASEANが南中國(guó)海地域の平和?安定を共同で維持するとの目標(biāo)を確認(rèn)しただけでなく、溝を建設(shè)的に処理する方法も明確にした。宣言を遵守するなら、獨(dú)斷専行で國(guó)際仲裁を強(qiáng)引に推し進(jìn)めるのではなく、交渉と対話を通じて紛爭(zhēng)を解決するべきだ。近年、いくつかの國(guó)は「南中國(guó)海における行動(dòng)規(guī)範(fàn)」プロセスの加速を催促し続けている。中國(guó)は行動(dòng)規(guī)範(fàn)策定の基礎(chǔ)が行動(dòng)宣言の実行であることを各國(guó)に指摘している。中國(guó)はリスクを管理して、南中國(guó)海情勢(shì)が制御不能とならないようにすることも重視している。
第2の提案は域外國(guó)の不當(dāng)な行動(dòng)に矛先を向けている。南中國(guó)海をかき亂す域外國(guó)の動(dòng)きは日増しに顕在化している。米日は何かというと、小國(guó)を「いじめている」と中國(guó)を批判し、中國(guó)が南中國(guó)海の安全を「脅かしている」と言い立てている。米國(guó)は南中國(guó)海で力を振りかざし、沿海域戦闘艦で「巡航」を行い、対潛哨戒機(jī)P-8A「ポセイドン」で中國(guó)の島?礁上空を飛行した。米軍高官は哨戒範(fàn)囲を南中國(guó)海まで拡大するよう日本をそそのかし、裝備、訓(xùn)練、作戦面でフィリピンを支援するよう後押しした。日本は積極的にフィリピンと意思を疎通し、初めて南中國(guó)海で合同軍事演習(xí)を行った。
中國(guó)は域外國(guó)が南中國(guó)海問(wèn)題で紛爭(zhēng)の平和的解決を妨害し、焚き付けて緊張を激化させる行為を止めて、積極的役割を発揮することを希望する。
第3の提案は「航行と上空飛行の自由」の名を正すためだ。米側(cè)は南中國(guó)海に干渉する際、「航行と上空飛行の自由」の保障を必ず口にする。だがこの文脈における「自由」は國(guó)際法の規(guī)定を超えて、米國(guó)の邪な考えが少なからず混ざっている。米側(cè)は南中國(guó)海でほしいままに対中接近偵察や様々な軍事演習(xí)を行うことを望んでおり、中國(guó)が反対することは認(rèn)めない。中國(guó)が「航行と上空飛行の自由を國(guó)際法にのっとり行使し、維持する」と打ち出したことで、米國(guó)の「化けの皮」は瞬時(shí)にはがれた。
3つの提案はごく簡(jiǎn)潔だが、含意に富み、非常に的確だ。南中國(guó)海の平和?安定を守る中國(guó)の揺るぎない決意と努力の方向性がともに凝集されている。関係國(guó)は中國(guó)の並々ならぬ配慮を理解し、中國(guó)と同じ方向に向かうべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年8月7日
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