4 ＨＩＶウイルス汚染の可能性も

姚志傑室長は、次のとおり続けた。

「たとえば、顔面のしわ取りに効果があると言われているボトックス注射を例に挙げると、原料のボツリヌス菌は極めて毒性が強(qiáng)いため、正しく使用されない場合は、中毒癥狀が起こる可能性がある。主な癥狀はさまざまな麻痺や胃腸炎だが、最悪の場合は生命に危険が及ぶ可能性もある。

また、プラセンタエキス注射の場合、國家食品薬品監(jiān)督管理部門は、ヒトの胎盤など人體胚胎を原料とした美容薬品の生産を認(rèn)めておらず、類似品を海外から輸入することも許可していない。一部の國內(nèi)の購入者は、プラセンタエキスの効果に惹かれる一方、出所が不明な輸入プラセンタエキスには、ＨＩＶウイルス、Ｂ型?Ｃ型肝炎ウイルス、梅毒ウイルスなどの病原體が混入している可能性がある事実を軽視している。むやみやたらに皮下注射を受けると、簡単にウイルスに感染する恐れがある。

一部薬品については、正規(guī)の貿(mào)易ルートでは輸入が認(rèn)められていないため、いったん事故が起これば、損害賠償権が保証される可能性は極めて低い。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月31日