IMFの朱民副専務(wù)理事は同総會(huì)に出席した際、「中國の貿(mào)易における地位、中國の経済大國としての地位、人民元の他の場面での動(dòng)きを総合的に考慮して、IMFは中國の位置づけをどうするかを真剣に議論している。5年ごとのSDRの見直しの時(shí)期である今、他の通貨ではなく、人民元だけを検討の対象としている。これにより人民元の重要性が明らかになったといえる」と述べた。

中國人民銀行（中央銀行）の易綱副総裁はIMFCで、「人民元はSDRの操作上の要求を満たすことができる、中國は関連の改革を引き続き進(jìn)めていき、人民元の國際的な使用レベルを持続的に向上させ、今年の終わり頃にはIMFの理事會(huì)での議論の中で、現(xiàn)行の基準(zhǔn)に則って人民元がSDRに採用されるものと期待する」と述べた。

IMFCはコミュニケの中で、IMFCはSDRの評(píng)価審査作業(yè)が円満に終了することを願(yuàn)っていると強(qiáng)調(diào)した。業(yè)界関係者は、「はっきりとしたプラスの金利を備えた唯一の主要通貨である人民元は、準(zhǔn)備資産への投資に高い吸引力を與えるものといえる。人民元がSDRの通貨バスケットに採用されれば、SDRの金利は目立って上昇することになる?，F(xiàn)行のSDR構(gòu)成通貨（ドル、ユーロ、ポンド、円）の參照金利はここ數(shù)年はゼロに近く、マイナスになることもあり、SDRの金利は過去1年間、最低レベルの0.05％に限りなく近づいている。人民元がバスケットの約10％を構(gòu)成するようになれば、現(xiàn)在の人民元の金利を踏まえて、SDRの金利が0.2％上昇することになる」と指摘する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月15日