復旦大學発展研究院金融研究センターの孫立堅センター長は、「中日韓3カ國の経済貿(mào)易や投資の協(xié)力の基礎自體には非常に厚みがあり、客観的な市場ニーズも3カ國に経済貿(mào)易協(xié)力の取り組みを強化することを求めている。強大な生産能力の基礎がありながら、日韓両國は現(xiàn)在、外需の減少と內(nèi)需の不振という困難に陥っている。客観的にみて最良の選択は中國とともに第3國市場を開拓し、お互いに『力を借り』合いながら、生産能力を消化すること、またさらなる開放の枠組の下で川上から川下に至る産業(yè)チェーンの全體的効率をまとめ、これを向上させることだ」と話す。

▽國際生産能力の協(xié)力は「広い」

現(xiàn)在、世界経済がそれほど好調(diào)でないという大きな環(huán)境に直面して、中日韓3カ國はいずれもモデル転換?バージョンアップ、新たな経済成長源の模索という圧力に直面している。これについて中國が出した「処方箋」は、工業(yè)システムの整備、設備製造業(yè)の集積?施工建設能力の強化、自國のコストパフォーマンスの強みと韓日の先端技術との結(jié)合であり、周辺國の発展ニーズと連攜することだ。重點はインフラ建設、工作機會、建築材料、電力などの分野で國際生産能力協(xié)力を展開し、「3カ國の協(xié)力による新ブランド」をうち出すことだ。

これと同時に、3カ國間の産業(yè)チェーンと生産ネットワークもそれぞれが提起した発展戦略を通じて効果的に連攜することができる。國家発展改革委員會マクロ経済研究院対外経済研究所國際経済協(xié)力研究室の張建平室長は、「たとえば中國の『大衆(zhòng)による起業(yè)?イノベーション』と韓國の『創(chuàng)造経済』、中國の『メードインチャイナ2025』と韓國の『製造業(yè)革新3.0戦略』などの戦略の連攜は、実際には産業(yè)チェーンの協(xié)力に基づくのであり、雙方がモデル転換?バージョンアップを通じて國際競爭力を共に向上させることを促進する」と話す。