レディカー氏は「中國の打ち出した一連のイニシアティブは國際社會(huì)に公共財(cái)を提供しただけでなく、世界経済ガバナンスシステムを整備し、補(bǔ)完した。さらに中長期的に関係國?地域の経済発展を力強(qiáng)く先導(dǎo)できる。中國の『1ベルト、1ロード』イニシアティブと近く発足するアジアインフラ投資銀行は関係國?地域のインフラ整備、経済成長に原動(dòng)力をもたらす」と述べた。

　レディカー氏は2009年から2012年まで國際通貨基金（IMF）執(zhí)行委員を務(wù)め、IMF改革に注目し続けている。レディカー氏は「IMF改革は新興國と途上國の代表性と発言権の強(qiáng)化に寄與する」と指摘した。

　レディカー氏は「中國に代表される新興國は経済成長の推進(jìn)、貧困削減などの面で次第に大きな役割を発揮している。中國は力の増強(qiáng)に伴い、世界経済ガバナンスにおける役割も日増しに顕著になっている」と指摘。「來年中國はG20サミットを主催する。G20サミットで話し合われる問題の深さ、広さは期待に値する。主催國として中國はG20サミットで新しい議題を取り上げることができる」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月18日