中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席は22日、太平洋諸島諸國(guó)の首脳と會(huì)談し、中國(guó)が多分野で諸島諸國(guó)との協(xié)力を強(qiáng)めていくことを提起したほか、後発開(kāi)発途上國(guó)の97％の稅目の製品にゼロ関稅の待遇を適用することを承諾した。北京商報(bào)が伝えた。

國(guó)連が定めた後発開(kāi)発途上國(guó)の基準(zhǔn)は、１人あたりGDPが100ドル（70年価格）以下、製造業(yè)のＧＤＰシェアが10％以下、識(shí)字率が20％以下――というものだ。後発開(kāi)発途上國(guó)に該當(dāng)する世界の46カ國(guó)には、太平洋諸島諸國(guó)の4カ國(guó)（キリバス、ソロモン諸島、ツバル、バヌアツ）が含まれる。

中國(guó)と太平洋諸島諸國(guó)の2國(guó)間貿(mào)易額は少なく、2012年にはわずか45億ドルだった。このため、これら4カ國(guó)の97％の製品がゼロ関稅となっても、中國(guó)の農(nóng)業(yè)や漁業(yè)への影響はほとんどないと分析されている。

このほか、中國(guó)は太平洋諸島諸國(guó)への投資を拡大していくことを承諾した。中國(guó)は経済貿(mào)易、農(nóng)業(yè)?漁業(yè)、海洋、エネルギー資源、インフラ建設(shè)などの分野で諸島諸國(guó)との協(xié)力を進(jìn)めていく。また、今後5年で、諸島諸國(guó)の2千人に奨學(xué)金を支給し、5千人に各種研修?トレーニングを提供する。引き続き醫(yī)療チームを派遣し、中國(guó)人観光客の諸島諸國(guó)観光を奨勵(lì)していく。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月24日