不動(dòng)産コンサルティングの「サヴィルズ」がこのほど発表した2015年第3四半期のアジア太平洋地域のホテルの販売?投資市場(chǎng)報(bào)告によると、アジア太平洋地域のホテル投資取引額は第3四半期、17億8千萬(wàn)ドルで、昨年同期から12.4％増加した。このうち日本市場(chǎng)のホテル投資取引額は約5億1670萬(wàn)ドルで、アジア太平洋地域の総額の29.0％を占め、取引件數(shù)はアジア太平洋地域のトップとなった。國(guó)際商報(bào)が伝えた。

▽アジア太平洋地域の84.6％を占める東北アジア市場(chǎng)

統(tǒng)計(jì)によると、日本?韓國(guó)?中國(guó)香港?中國(guó)大陸部からなる北アジア?東アジア市場(chǎng)の第3四半期のホテル取引額は、アジア太平洋地域の総額の84.6％を占めた。

人民元レートの低下や中國(guó)経済の軟調(diào)に伴い、中國(guó)大陸部のホテル市場(chǎng)は比較的靜かな動(dòng)きとなっている。中國(guó)人民銀行は8月、人民元レートを2012年以來(lái)の最低水準(zhǔn)へと自ら引き下げ、一日の下落幅はここ21年で最大となった。中國(guó)の投資家は海外市場(chǎng)に投資の機(jī)會(huì)を探ることを迫られた。第4四半期には、いくつかの取引案件の実行が見(jiàn)込まれている。

安定した透明な投資環(huán)境を持つ日本は、投資のリスクが比較的低い。また日本は為替レート政策の調(diào)整とビザの規(guī)制緩和を進(jìn)めており、アジアの観光客の人気も高まっている。第3四半期の日本の不動(dòng)産投資信託と日本本土のホテルグループの取引額の大きさは、海外投資家の比較にならないものとなっている。

ホテル數(shù)が多い韓國(guó)では、客室の平均価格と稼働率がいずれも低下している。第3四半期、韓國(guó)ウォンレートは2011年以來(lái)の最低水準(zhǔn)に下落し、すでに不振に陥っていたホテル市場(chǎng)にさらなる打撃を與えた。

第3四半期、インターコンチネンタルホテルグループは、インターコンチネンタルホテル香港（503室）を72億7千萬(wàn)香港ドルで香港の投資ファンド「ガウキャピタルパートナーズ」に売卻した。この取引額は、同四半期のアジア太平洋地域のホテル取引総額の53％を占めた。同ホテルはまだインターコンチネンタルホテルによって運(yùn)営されている。インターコンチネンタルホテルグループはこのホテルを2001年、新世界発展有限公司から買(mǎi)い入れ、自主運(yùn)営を行っていた。