中國中鉄株式有限公司が25日に発表した公告によると、同公司の全額出資子會(huì)社の中鉄國際集団有限公司、中國鉄路総公司傘下の中國鉄路國際有限公司、ハンガリーの鉄道會(huì)社によりハンガリーで発足した連合體がこのほど、ハンガリー-セルビア鉄道プロジェクトのハンガリー區(qū)間事業(yè)の請(qǐng)負(fù)業(yè)者になった。同プロジェクトの総工費(fèi)は総額約100億元（1元は約19.2円）と見積もられ、鉄路國際と中鉄國際は連合體の中で85％のシェアを占めるという。新華網(wǎng)が伝えた。

同公告によると、中國政府とハンガリー政府は今月24日、第4回中國?中東歐首脳會(huì)議（16＋1）の中で、「ハンガリー-セルビア鉄道プロジェクトハンガリー區(qū)間の開発?建設(shè)?融資協(xié)力に関する合意」に調(diào)印した。同鉄道はハンガリーとセルビアの両國內(nèi)を走る鉄道で、ブダペストを起點(diǎn)とし、ベオグラードを終點(diǎn)とし、全長は約350キロメートル。工期は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では24カ月間と予定される。ハンガリー區(qū)間は同鉄道の一部で、全長は約160キロメートル、総工費(fèi)は総額約100億元に上る見込みだ。

中國中鉄の関連部門責(zé)任者は、「ハンガリー-セルビア鉄道プロジェクトは中國鉄道産業(yè)が歐州連合（EU）市場への進(jìn)出を果たした初めてのプロジェクトであり、実施地點(diǎn)であるユーラシア大陸結(jié)合部の中東歐地域は『1ベルト、1ロード』（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）の重要なエリアでもあり、中國の鉄道や技術(shù)の海外進(jìn)出に対して極めて大きな推進(jìn)作用をもたらすことになる」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月26日