だが中國にしてみれば、居丈高にふるまうのであれ巧言令色であれ、米側(cè)が中國の島?礁への接近偵察を含め、南中國海で頻繁に軍事活動(dòng)を行っているという事実を覆い隠すことはできない?！刚`って入った」のではなく「勝手に入った」のだ。米國がアジア太平洋の同盟國を南中國海巡航に引き入れ、対中包囲網(wǎng)を形成しようと愚かにももくろんでいることにも中國は留意している。

　中國は米國に立場(chǎng)を明らかにしてきた。第1に、中國は挑発行為に斷固として反対する。米國のいわゆる「航行の自由を示す」行動(dòng)は南中國海の平和?安全を維持できないだけでなく、反対に南中國海の「軍事化」を推進(jìn)する重要な要素だ。中國の南沙諸島の島?礁付近で米國が武力を誇示することは、中國の主権と安全保障上の利益を損なう。第2に、南中國海問題に介入する権利は米國にない。米國は南中國海紛爭(zhēng)の當(dāng)事國ではなく、南中國海問題は中米間の問題になるべきでもない。第3に、中國はいざこざを引き起こさないが、いざこざを恐れもしない。中國の軍は狀況に応じて「あらゆる必要な手段と措置を講じる」。今回のB-52爆撃機(jī)の活動(dòng)に対して、中國の礁防衛(wèi)部隊(duì)は厳しい監(jiān)視と高度の警戒を維持したうえ、米軍機(jī)に対して警告し、追い払った。

　米側(cè)が権限を越えて自らの一存で南中國海関係區(qū)域に勝手に入り、艦艇や航空機(jī)で力を誇示することを、中國は受け入れない。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月22日