6日は二十四節(jié)気の小寒（しょうかん）。寒さが最も厳しくなる時期の前半とされ、シベリアからの寒気の影響を受けて、中國のほとんどの地域で北西の風(fēng)が吹く。寒い日が続くこの時期は、暖かいものを食べたり飲んだりすることを心がけるほか、中國には家にこもって、9日間を1つの単位とし、冬至から春までの9日間を9回數(shù)える歌「數(shù)九歌」を子供に教えたり、春を待つ絵「九九消寒図」に書かれた梅の花びらを赤く塗りつぶしたりする習(xí)慣があることも忘れてはならない。人民日報海外版が報じた。

1、春節(jié)の準(zhǔn)備が開始

小寒の時期になると、體を冷やさないように対策を講じなければならないほか、春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）も近付き、多くの人が、春聯(lián)（春節(jié)に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙）や窓に張る切り絵細(xì)工、年畫（新年に家の門や扉、壁等に飾る版畫）、飾りちょうちん、爆竹、線香などの準(zhǔn)備を始める。

この時期には、羊肉の鍋やクリ、焼きイモなどを食べるといい。中國では、冬至から始まる27日間の間に栄養(yǎng)をしっかりとれば、次の一年に病痛が起こらないと言われている。羊肉は特に體を溫めてくれることで知られる。