世界最大の家電見(jiàn)本市「CES 2016」が米ラスベガスで7日に開(kāi)幕したが、世界テレビメーカーの競(jìng)爭(zhēng)はその前日から始まっていた。6日、TCL、海信（ハイセンス）、LG、サムスンなど中韓のメーカーは相次いで最新のディスプレイ技術(shù)を発表した。しかし、そこに日本メーカーの姿はなかった。CES會(huì)場(chǎng)での取材の結(jié)果、日本メーカーのテレビの衰退に伴い、テレビ市場(chǎng)は三國(guó)の爭(zhēng)いから中韓両國(guó)の爭(zhēng)いへと変化していることが明らかになった。北京商報(bào)が伝えた。

6日、各テレビメーカーが相次いで各社自慢の最新製品を発表した。中でも目立っていたのが中國(guó)と韓國(guó)の企業(yè)だ。TCLはハイエンドブランドのQUHD量子テレビを初発表。これは量子材料、量子畫像処理エンジン、多次元の畫像向上技術(shù)などを売りとしている。海信はこだわりのレーザーテレビを発表、新モデルのVIDDA MAXレーザーテレビは最大100インチの大畫面だ。長(zhǎng)虹はCESで知的財(cái)産権を有するレーザーテレビ2種類のほか、4K曲面OLEDテレビ、4K曲面量子ドットテレビを発表した。

韓國(guó)メーカーも負(fù)けてはいない。サムスンの量子ドットテレビSUHD TVは49～88インチの5種類で、その畫質(zhì)は従來(lái)型製品と比べて明らかに向上している。LGは最新の4K OLEDテレビと98インチの8K（7680×4320ドット）テレビを発表した。

これまでのCESと異なり、かつてテレビ市場(chǎng)で大活躍していた日本メーカーが今回は影を潛めている。奧緯雲(yún)網(wǎng)（AVC）の黒物家電事業(yè)部の董敏総経理は「日本メーカーのブランドは世界的な衰退の波を迎えている。日本の家電が得意とするハードの製造と品質(zhì)面の強(qiáng)みは今失われつつあり、むしろ冗長(zhǎng)とすら言える。將來(lái)は日本市場(chǎng)のみを?qū)澫螭趣筏垦芯块_(kāi)発?運(yùn)営となるだろう」と指摘する。

家電業(yè)界のアナリスト、梁振鵬氏は「日本メーカーのほとんどは、枠組みがしっかりしていない、意思決定に時(shí)間がかかる、経営効率が低い、最終消費(fèi)への反応が遅いといった問(wèn)題をかかえている。彼らは家電のスマート化、ネットワーク化、IT化のすう勢(shì)をきちんと把握していない。日本の家電業(yè)務(wù)は市場(chǎng)のリズムについていけなくなった」と指摘する。