中韓、中豪の自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)が2015年12月20日に同時(shí)発効した。同日、関稅リストに基づき第1段階の関稅引き下げが実施され、1月1日には第2段階の関稅引き下げが実施された。過(guò)渡期を経て、2つのFTAによりほとんどの品目がゼロ関稅となる。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
両FTAの発効により、一般市民の生活に実質(zhì)的な利益がもたらされるだけでなく、企業(yè)の生産や中國(guó)の対外経済貿(mào)易構(gòu)造にもプラスの影響がもたらされる。中國(guó)FTAの加入國(guó)が拡大し、外向型の経済に向け新たな一歩を踏み出した。
▽消費(fèi)者に利益 商品の価格が安くなり、選択肢が増える
上海海関(稅関)學(xué)院教授、稅関稅収研究センター長(zhǎng)の李九領(lǐng)氏は「FTAの発効後、一般消費(fèi)者にとって最も直接的な利益は、商品価格が安くなり、選択肢が増えるということだ」と指摘する。
中韓FTAでは6108品目の中國(guó)原産商品、1649品目の韓國(guó)原産商品が相手國(guó)で直ちにゼロ関稅となる。中豪FTAでは、5662品目の中國(guó)原産商品、2402品目のオーストラリア原産商品がゼロ関稅となる。
FTA発効當(dāng)日、オーストラリア製乳幼児向け粉ミルクの関稅が15%から12%に引き下げられ、今年1月には9%に引き下げられた。このほかオーストラリアのロブスター、タラバガニ、アワビなどシーフードの稅率も2~3%引き下げられた。
稅関総署関稅司原産地弁公室副室長(zhǎng)の宋彥魁氏は、「関稅引き下げの計(jì)畫(huà)では、中韓FTAは最長(zhǎng)20年の過(guò)渡期を設(shè)置している。しかし具體的な産業(yè)と商品を見(jiàn)ていくと、圧倒的多數(shù)の品目の関稅が10年以內(nèi)に撤廃される。例えば中國(guó)に輸入される韓國(guó)製の炊飯器、オーブン、IH調(diào)理器、マッサージ器、美容器具などは、10年以內(nèi)に15%の関稅が撤廃される。中豪FTAはより自由化の程度が高く、FTA発効後、雙方が輸入する商品のうちゼロ関稅となる品目の輸入額がいずれも85.4%に達(dá)する」と紹介した。
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