
イランの首都テヘランに位置する中國の自動車「奇瑞汽車」販売店で、消費(fèi)者の質(zhì)問に答える販売員。(撮影:人民日報(bào)全媒體プラットフォーム記者張志文)
制裁解除後、イランは國際市場に再び帰ってくる。長きにわたり埋もれてきた「大きなケーキ」はまさに垂涎の的であり、各國が協(xié)力の手を差し伸べている。こうした情勢の中、中國は大きな競爭のプレッシャーに直面することになる。李院長はこれについて、「中國にとって対イラン制裁の解禁は、害よりも利益のほうが大きい。中國はイランにとって最大の貿(mào)易パートナーであり、両國関係の戦略的相互補(bǔ)完性も明らかだ。ポストイラン核時(shí)代、両國はより幅広い協(xié)力の空間を得るだろう」と語る
中國の「一帯一路(1ベルト、1ロード)」戦略はイランからも積極的な反響を得ており、イランは「一帯一路」建設(shè)における中國の重要パートナーとなっている。李院長は「イラン國內(nèi)は再建に向けて歩みだしたばかりであり、大量の投資と技術(shù)支援が必要で、『一帯一路』との連結(jié)を切望している。中國はインフラ建設(shè)分野で強(qiáng)みを持ち、イランと連結(jié)できる大量の生産能力を持つ。両國の投資、貿(mào)易、科學(xué)技術(shù)などの分野の協(xié)力は將來的に大きな潛在力を発揮し、相互補(bǔ)完、互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)できるだろう」と指摘する。
華黎明氏は「中國?イランの発展段階は相互補(bǔ)完の関係にある?!阂粠∫宦贰护趣い槁缘臇樈Mみのもと、高速鉄道などのインフラ建設(shè)および石油ガス開発、精製、運(yùn)輸、利用といったエネルギー開発分野での協(xié)力が大いに期待できる。両國の協(xié)力分野はより一層広がり、協(xié)力モデルも多元化するだろう」との見方を示した。
経済貿(mào)易関係が強(qiáng)化される一方で、教育、文化、観光といった人的?文化的協(xié)力も幅広く展開されることとなる。華黎明氏は「イランは観光資源が豊富で、國內(nèi)情勢が安定すれば、將來的には中國人の人気海外旅行先になる可能性がある。両國の國民は相互理解がまだ不十分。ポストイラン核時(shí)代に、両國が人的?文化的な協(xié)力と交流を積極的に推進(jìn)し、両國の國民間の相互理解と友好関係が増進(jìn)されることを期待する」と述べた。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月22日
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