「ストックから考えると、中國大陸部には13億7千萬人の人口がおり、都市化率は56.1%に達し、住民の可処分財産の規(guī)模と政府の財力は毎年のGDPの數(shù)倍に達している。社會小売品消費市場も巨大な規(guī)模を誇っている。現(xiàn)在の中國の経済狀況は、1998年のアジア金融危機の際に空売りに遭った東南アジア諸國とは違い、中國に対して空売りをしかけようなどとの考え方は笑い話にしかならない」と張氏は語る。
▽問題:將來を支える原動力の転換
俗に、「しゃがむのはより高く跳ぶためだ」という。中國経済には短期的には、一部の産業(yè)で、生産能力の過剰や不動産在庫の高止まり、経済成長の下落継続などの「しゃがみ」の動きが見られるだろう。しかしだからといって中國経済が「下り坂」を滑っていると判斷したり、これを利用して資産の空売りで儲けようと考えたりするのは、一を知って二を知らず、表を見て裏を見ない態(tài)度と言わざるを得ない。
國家統(tǒng)計局が発表した最新のデータによると、2015年、中國経済の成長率は下がったが、質(zhì)と構(gòu)造の改善の面での見所はこれまでになく増えた。例えば、昨年の全國のハイテク産業(yè)の付加価値額の成長率は10.2%で、一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)(売上高2000萬元以上)の付加価値額の成長率を4.1ポイント上回った。また単位GDP當たりのエネルギー消費は前年より5.6%減った。新たに登記?登録された企業(yè)は一日平均1萬2千社にのぼった。
「一方では、政策によって基本的な國民生活を下支えするという思惑の下、中國人の就業(yè)や収入は安定し、GDPに対する消費の貢獻率は66.4%に達し、消費主導型の経済が確立されたと言える。もう一方では、中國の投資にはまだ小さくない潛在力と需要がある。都市間の相互連攜?相互接続、都市內(nèi)部の地下鉄道やパイプラインの建設、『一帯一路』(1ベルト、1ロード)によってもたらされる電力?水利?交通の投資需要などだ。このため転換期における下方圧力はただちに中國経済の『ハードランディング』を示すものではない」。張氏によると、改革の深化による恩恵に後押しされ、中國経済は長期的には、新舊の原動力転換の平衡點にますます近付いていく見通しだ。
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