▽予期：客観と理性とが正しい道

長期的に空売りするのがうまく行かないなら、短期的な空売りはどうだろうか。専門家は、あらゆる資産の市場価格はすべての參加者の行為によって決まるものであり、空売りをしようとする人の一方的な願いによって決まるものではないと指摘する。もしも大多數(shù)の世界のエリートたちが中國を理性的に見るなら、空売りが短期的には功を奏したとしても、理想的な収益を上げることはできない。

実際には、中國に対して理性的な態(tài)度を保っている人は多い。420億ドルの資金を管理するヘザー?アーノルド氏は、サービス業(yè)を主導(dǎo)とした経済へと中國が移っていけば、経済成長の減速は通常の過渡期と言え、人民元の低迷によってほかの通貨の競爭性の価格低下が起こるとの懸念には當(dāng)たらないと指摘している。ドイツ?シーメンス社のCTOであるジークフリート?ルスヴルム氏は、中國は世界最大の市場の一つであり、今は「逆風(fēng)」が少し吹いているとしても、市場の明るい見通しは変わらず、シーメンスにとっては中國市場の成長率はまだ高いと語る。

「『中國経済崩壊論』のような話は毎年年初になるときまって出てくる。その背景には、海外の一部の人が中國経済に対して誤った認(rèn)識を持っているということがある」。張氏によると、中國の各改革措置の実現(xiàn)が進(jìn)めば、「十三五」（第13次5カ年計畫、2016-2020）期の中國経済は「穏中有進(jìn)」（安定の中で成長する）の傾向をさらに強(qiáng)めていくと見られ、中國資産の空売りによって利益を挙げる余地は限られたものとなる。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月26日