
オバリー氏の弁護士は、これについて、「氏のような人物を日本から締め出せば、日本は自由がない國だと世界中にアピールすることになるだろう」とコメントしている。
オバリー氏は、自分のことを「政治犯」だと認めた上で、「日本政府のトップ層が、イルカ漁に反対する動きを取り締まろうとする狙いがあるのではないか」との見方を示した。
オバリー氏はじめ、イルカ漁反対を訴えている人々は、日本にとって「招かざる客」のようだ。海洋生物保護を訴えるシーシェパード環(huán)境保護団體によると、同団體のメンバー2人が相次ぎ、日本入國を拒否され、數(shù)年前には某メンバーが日本の警察に追跡されるという騒ぎも起こったという。オバリー氏の息子で、父と同じくイルカ保護活動家であるリック?オバリー氏は、「父は、レストランで食事を終えて帰宅する途中で、日本の警察に拘束されたことがある」と話した。また、オバリー氏は、パスポート不所持を理由に日本の警察に逮捕され、1日後ようやく釈放されたという。
オバリー氏は2009年、和歌山県太地町での血なまぐさいイルカ漁の実態(tài)を記録したドキュメンタリー映畫「ザ?コーヴ」の撮影を開始した。無數(shù)のイルカが殺害され、灣が真っ赤な血で染まった様子を?qū)懁筏慨嬅妞?、世界中に衝撃を與えた。同作品は2010年、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映畫賞を受賞した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月29日
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