中國(guó)の王毅外交部長(zhǎng)（外相）が23～25日に訪米し、朝鮮半島核問(wèn)題、南中國(guó)海情勢(shì)などの問(wèn)題について米側(cè)と意見(jiàn)交換し、中國(guó)の立場(chǎng)を明らかにした。中國(guó)の専門(mén)家は「王部長(zhǎng)の今回の訪問(wèn)は中米関係発展の重要の時(shí)に行われた重要な訪問(wèn)であり、開(kāi)かれた意志疎通という中國(guó)側(cè)の姿勢(shì)を體現(xiàn)した」と指摘した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

王部長(zhǎng)の訪米の意義について、中國(guó)國(guó)際問(wèn)題研究院の阮宗沢副院長(zhǎng)は「意志疎通は協(xié)力レベルでも問(wèn)題レベルでも體現(xiàn)される。中米間のいくつかの先鋭な問(wèn)題について、緊密な意志疎通を継続してこそ中米関係の安定的発展を維持できる。今回雙方は重大な問(wèn)題についていずれも準(zhǔn)備をして望んだ。こうした意志疎通は雙方の政策の予見(jiàn)可能性も強(qiáng)化する。したがってこれは重要でタイムリーな訪問(wèn)であり、中米協(xié)力の推進(jìn)、中米間の溝の有効な管理?コントロールに積極的な役割を果たした」と述べた。

第1に、今回の訪問(wèn)は中米間の上層部意志疎通の一部だ。今年中米間には重要な上層部交流がある。中國(guó)指導(dǎo)者はワシントンで行われる核安全保障サミットに出席する可能性があり、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)も中國(guó)でG20サミットに出席する可能性がある。上層部交流は中米関係の安定した緊密な発展の維持にとってプラスだ。

第2に、中米間の問(wèn)題について率直で踏み込んだ対話(huà)を行うことは中米関係発展の重要な一部だ。阮氏は「中米間には協(xié)力関係もあれば、問(wèn)題?溝もある。重大な問(wèn)題について積極的で踏み込んだ交流を継続することも、中米関係にとって貢獻(xiàn)となる」と指摘した。

阮氏は「最近の米國(guó)の南中國(guó)海における措置および中國(guó)の島?礁建設(shè)への口出しなどについて、中國(guó)は速やかに米上層部に直接意見(jiàn)と見(jiàn)解を表明した。これは溝を管理?コントロールする非常に重要な一環(huán)だ。今回の訪問(wèn)で王部長(zhǎng)は様々な場(chǎng)で直接主題に言及し、鋭い指摘をした。これは中米間の溝を管理?コントロールする重要な方法だ。単刀直入に話(huà)し、米國(guó)による挑発の危険性、米國(guó)のダブルスタンダード、および主権と領(lǐng)土の一體性を斷固として守る中國(guó)の立場(chǎng)をある程度表明することは大切だ」と述べた。

阮氏はまた「王部長(zhǎng)の訪問(wèn)は中國(guó)の立場(chǎng)を明らかにするうえでも世論に対する誘導(dǎo)となった?，F(xiàn)在存在する中米関係についての多くの憶測(cè)的報(bào)道は正確性を欠く。王部長(zhǎng)とケリー長(zhǎng)官は記者會(huì)見(jiàn)を通じて各自の姿勢(shì)を明らかに表明し、いくつかの憶測(cè)を取り除き、何が泡沫であり、何が真の問(wèn)題であるかを示した。これは世論に対して重要な誘導(dǎo)役割を果たす」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月26日