丁一牧さん(右)
浙江省寧波市寧海県河洪村の村民委員會事務室は、早朝から村民でごった返していた。彼らは、事務手続きのためにやって來たのではなく、村に新しく赴任してきた、紺碧の眼の白人「外國人公務員」を一目見ようと詰めかけたのだ。フランス國籍の丁一牧さんは、同村の村リーダーチームに正式に配屬され、村長補佐に就任した。小さな山村で外國人を村長補佐に招聘?任命し、共に郷村建設に攜わることは、省內さらには全國でも稀に見るケースとなった。銭江晩報が伝えた。
1963年生まれの丁一牧さんは、浙江省寧波市の女性と結婚、寧海に住み始めて15年になる。彼は米國でMBAを取得した後、金融業(yè)の世界に足を踏み入れ、強者が居並ぶ米ウォール街の取引所や英ロンドンの取引所で華々しく活躍した。その後彼は、金融業(yè)の仕事を辭め、2年間に及ぶ世界周遊の旅にでた。その後、結婚した妻と寧海に渡り、文房具?家電を扱う會社を興した。今や、彼が所有する企業(yè)2社の年商は年間約1億元(約17億4千萬円)に達した。
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