近代の中日両國(guó)の交わりは非常に濃密で、日本は中國(guó)の多くの都市に大きな影響を與えた。特に近代の天津は日本人の行き來(lái)が最も多かった都市で、日本人租界があるばかりでなく、その他多くの國(guó)々の租界もある國(guó)際都市であり、近代より中日関係の縮図の地と言えるだろう。（文：朱暁剣。天津日?qǐng)?bào)掲載）

1875年に日本の共同運(yùn)輸會(huì)社は「日本-芝罘-天津-牛荘」間に不定期航路を開き、日本と天津の間で比較的安定した海上の往來(lái)が可能となった。1900年代初期には大阪商船會(huì)社が毎週土曜日出航の汽船により大阪と天津の間を結(jié)ぶようになり、貿(mào)易と人々の交流はますます盛んになった。

日本人は天津に來(lái)て何をしたのだろうか？天津の日本人租界と海外在留日本人社會(huì)を長(zhǎng)年研究している萬(wàn)魯建氏が編集?翻訳した「津沽漫記：日本人の記録の中の天津」に明確な答えを見(jiàn)つけることができる。天津に來(lái)る日本人は勉學(xué)や仕事を目的としたり、旅行や観光目的、國(guó)や民間の組織による派遣、調(diào)査研究あるいは情報(bào)収集のための訪中など、清末から1930～40年代まで、天津では國(guó)際的な事件ばかりか戦爭(zhēng)まで起きたため、多くの日本人が異なる身分と役割で天津にやってきた。萬(wàn)魯建氏の編集?翻訳したこれらの資料からは異なった角度からの天津の真実の記録で、貴重な歴史資料として価値が高い。