ベトナム遺伝協(xié)會のLe Dinh Luong會長は8日、ある夫婦が最近、雙子のDNA鑑定をしたところ、雙子の母親は同じであるものの、父親は異なることが判明したことを明らかにした。新華社が報じた。

同會長によると、「排卵期間內(nèi)に女性が複數(shù)の男性と性交渉を行い、2つの卵子がそれぞれに違った精子と受精することで、父親が違う雙子が誕生する可能性はあるが、非常に珍しいケース」と説明する。

同會長は取材に対して、「このようなケースはベトナムだけでなく、世界でも非常に珍しい」と語った。

同會長は、夫婦の名前や雙子の性別は明らかにしてしない。ベトナムのニュースサイト?Dan Triの報道によると、この雙子は現(xiàn)在2歳で、數(shù)時間差で生まれてきた。また、同じ性別であるものの、外見が全く似ておらず、1人は髪の毛が癖毛であるのに対し、もう1人の髪の毛はストレートという。

米國では昨年に、同じく父親の異なる雙子が発見された。米國の裁判所は、「男性と血のつながったほうの『娘』の養(yǎng)育費だけを支払う義務(wù)があり、もう一人の子供の養(yǎng)育費を支払う義務(wù)はない」との判決を下した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月14日