主な抵抗は雇用先から

週末の「2.5連休」について、一部のネットユーザーからは、「休暇なのか、それとも振り替え休日なのか？」、「政策が著実に実施されなければ、また不公平な狀況ができてしまうのでは？」と、疑問を呈する聲が上がっている。

中國未來研究會観光分會の劉思敏副會長は、「『2.5連休』を実施すると、有給休暇制度が著実に実施されることにつながる。中國政府は、有給休暇を保障する法規(guī)を制定しているが、実施狀況は理想的とはいえない。主な抵抗は雇用先から來ている。とくに中小企業(yè)での実施が進んでいない」と指摘する。

では、どのように休暇を制定するのだろう？國務院弁公庁の関係責任者は1日、「國務院は、従業(yè)員の勤務時間について明確な規(guī)定を制定している。金曜日の勤務時間を直接他の日に組み込むことはできない。金曜日の午後の休暇を有給休暇にするかは、実際の狀況に応じて決め、政府の業(yè)務や企業(yè)の生産?経営、従業(yè)員の利益などを総合的に考慮しなければならない。実際の狀況を考慮せずに、単に年次有給休暇や法定の祝祭日から差し引くことはできない」と説明した。

■専門家「政策の確実な実施には監(jiān)督が必要」

中國人民大學の許光建教授は、「一部の地域や政府機関において、先立って週末の『2.5連休』を試行するようになっているが、いかに法律?規(guī)定の範囲內(nèi)で、フレックスタイム制を著実に実施し、実際に実施する過程で、型を崩さず、ずれを生じさせないかを、各地は重視するべき」と指摘した。