これらを考えると、中國海軍が稱賛されるのは當(dāng)然だ。だが米軍高官は稱賛の中に「私的な思惑」をはさむべきではないし、CUESを自らがほしいままに振る舞うための弁護(hù)に用いるべきではない。
ヒッチコック司令官は取材で「米國は昨年から中國が領(lǐng)有権を主張する島?礁周辺で軍艦を航行させ、『航行の自由』を示している」と言い立てた。ヒッチコック司令官は南中國海の領(lǐng)有権問題で特定の側(cè)につかないとの米國の以前からの立場を重ねて表明したが、米國の行動(dòng)は「過度の領(lǐng)有権主張」に挑戦するものであるとも表明し、矛先を中國に向けた。そればかりか米國防総省は年次報(bào)告で、米軍が昨年中國、インド、インドネシアなど13カ國?地域を念頭に置いて「航行の自由作戦」を行ったと説明したうえ、中國に対する行動(dòng)は排他的経済水域(EEZ)上空の中國側(cè)の管轄権、および防空識(shí)別圏によって飛行を制限する中國側(cè)の手法に挑戦するものだとした。
米側(cè)の言動(dòng)は「航行の自由」の本意に背き、CUESの精神にも違反している。CUESは國際的に一致して認(rèn)められた規(guī)則を基礎(chǔ)に制定されたものであり、地域各國海軍の信頼醸成措置構(gòu)築を促進(jìn)し、平和時(shí)期における各國海軍による軍事行為の誤解や誤った判斷を減らし、??栅尾粶yの事故を回避し、地域の安全?安定を維持することが目的だ。だが米國は最先端の軍用機(jī)?艦艇を派遣し、南中國海で武力を誇示し、南中國海の軍事化を推し進(jìn)め、CUESの要となる意義に公然と背いている。米國版の「航行の自由」は実質(zhì)上「橫暴の自由」であり、CUESの保護(hù)を受けるべきではない。
中國はASEAN諸國と協(xié)力を通じて南中國海の平和?安定を維持すべく盡力している。米國は建設(shè)的役割を発揮して、中國と同じ方向に向かうべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月28日
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