三井物産はこのほど中國のベンチャー企業(yè)?鏈農(nóng)（ファームリンク）への出資を完了し、提攜関係を開始した。雙方は今後、強(qiáng)みを持つ分野を統(tǒng)合し、ファームリンクのサービスを全面的に向上、サービスを拡大し、提攜店舗の10～15萬軒増という目標(biāo)の実現(xiàn)を目指す。國際商報が伝えた。

グローバル電子商取引（EC）は成熟しつつあるが、食品市場におけるECの発展は相対的に遅れている。統(tǒng)計によると、食品のEC市場規(guī)模は食品市場全體の0.6％を占めるにとどまっており、成長の余地は大きい。食材供給サービスのIT化の潛在力と、同分野におけるファームリンクの強(qiáng)みに目を付けた三井物産は、今回の出資を中國食品EC市場に參入する好機(jī)ととらえ、新たな業(yè)務(wù)プラットフォームの構(gòu)築に全力で取り組んでいる。

2014年創(chuàng)業(yè)のファームリンク社は、外食店を顧客とし、食材調(diào)達(dá)者と供給者の雙方を結(jié)ぶワンストップ式のオンライン取引プラットフォームを構(gòu)築することで、食材調(diào)達(dá)の効率を高め、コスト削減を?qū)g現(xiàn)している?，F(xiàn)在、北京、上海、重慶、アモイなど10都市で業(yè)務(wù)を展開しており、提攜店舗は1千以上に達(dá)する。ベンチャーキャピタルのセコイア?キャピタルや飲食店情報サイト「大衆(zhòng)點(diǎn)評」など多數(shù)の機(jī)関から支持を得ており、その経営モデルは業(yè)界內(nèi)からでも高く評価されている。三井物産は今後、ファームリンクの顧客ネットワークを利用して食材を供給し、既存の供給體系を充実化するとともに、新たなサービスプロジェクトを積極的に実施、各都市での業(yè)務(wù)展開を加速し、中長期的な安定発展を?qū)g現(xiàn)する。

三井物産は、「伝統(tǒng)的な産業(yè)が新たなビジネスモデルに出會った時、ニーズが大量に発生し、市場の期待もより高まる」としている。ファームリンクがプラットフォームを築き、三井物産が食材調(diào)達(dá)分野の新たな局面を切り開くことで、より多くの中國の飲食店が高効率?スムーズ?省コストの規(guī)範(fàn)化された質(zhì)の高いサービスを享受できるようになる。これは中國の食品EC分野における革新的な進(jìn)歩を推進(jìn)するだろう。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月11日