また、報告によると、上海は最も平等な教育システムを備えている。上海の學(xué)生は、柔軟性が極めて高い。これは、全學(xué)生に占める貧困家庭出身の學(xué)生の割合が高いことを意味している。特に注目すべきは、世界規(guī)模で見た場合、PISAテストで最も優(yōu)秀な成績を殘した學(xué)生のうち、生活條件が劣る上海市の學(xué)生の割合が最も高かったことだ。

世銀報告では、上海で働く農(nóng)民工（農(nóng)村から都市部に出て就労する農(nóng)村戸籍保有者）の子供の就學(xué)狀況に関する分析も行われた。これによると、2013年、上海市で基礎(chǔ)教育を受けた學(xué)生の総數(shù)は120萬人、うち半數(shù)近くは農(nóng)民工の子供だった。農(nóng)民工の子供の約77％は公立學(xué)校に通學(xué)、殘りの23％は私立學(xué)校に通っていた。

世銀東アジア?太平洋地區(qū)教育セクターのハリー?パトリノス局長は、「上海がどのようにして學(xué)生の學(xué)業(yè)成績を高めてきたかに関する経験は、より多くの技能人材の育成を目指す発展途上國や新興國にとって、きわめて貴重な參考材料となり得る」とコメントした。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月19日