最近、中國(guó)の外資系企業(yè)から「以前ほど儲(chǔ)からなくなった」との聲が聞こえてくる。調(diào)査では、経営にかかるプレッシャーが大きくなっているほか、中國(guó)に設(shè)立された支社などで確かに業(yè)績(jī)の下降が生じていることが明らかになった。経済參考報(bào)が報(bào)じた。

中國(guó)経済が日に日に成熟し、獨(dú)占や商業(yè)賄賂の撲滅が強(qiáng)化されると同時(shí)に、外資系企業(yè)に対する優(yōu)遇政策も減少し、一部の外資系企業(yè)が「経営が難しくなった」と錯(cuò)覚しやすい狀況となっている。

専門(mén)家は、「経済が『新常態(tài)(ニューノーマル)』となっていく中で、外資系企業(yè)は、中國(guó)の供給側(cè)改革に応じて、積極的に戦略を調(diào)整し、中國(guó)経済の発展とモデル転換によって得る新たな利益を分かち合うべき」とアドバイスしている。

一部の外資系企業(yè)の業(yè)績(jī)が下がる

2015年、世界的なビールメーカーであるカールスバーグとハイネケンの中國(guó)における業(yè)績(jī)が下がった。同年、カールスバーグの利益は前年同期比8.4％減で、年間約25億1200萬(wàn)元(約290億円)の赤字を出した。中國(guó)のビール市場(chǎng)は同年、全體で約5％のマイナス成長(zhǎng)だったと予測(cè)されている。ハイネケンも、世界での売上や利益は伸びたものの、中國(guó)では下半期に、上半期の勢(shì)いが続かず、販売量が伸び悩んだ。フォルクスワーゲン、シーメンスなどの業(yè)績(jī)も落ちている。

中國(guó)日本商會(huì)が発表した「中國(guó)経済と日本企業(yè)2016年白書(shū)」によると、15年、日本の中國(guó)に対する投資額は前年同期比25.9％減の32億ドル(約3264億円)と、3年連続での減少となった。日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)(ジェトロ)が昨年10月から11月に、中國(guó)の日系企業(yè)を?qū)澫螭藢g施したアンケートによると、「今後1-2年間の事業(yè)発展の方向性」について、「事業(yè)を拡大する」と答えた企業(yè)は38.1％だった。11年の同割合は66.8％だった。