「不便を感じるところには需要が必ず存在する。需要があるところには、ビジネスチャンスが眠っている」と呉さんは話す。中國(guó)のペット産業(yè)はまだ立ち上がったばかりということもあり、將來(lái)的な可能性に秘め、潛在的な消費(fèi)力も巨大だ。もし、ペット専用のハイヤーを物流のコアとして、ペットサービス産業(yè)の生態(tài)圏を確立すれば、非常に価値のある市場(chǎng)となるだろう。そこで、呉さんは友人とまずは北京で「狗狗専車(chē)」の立ち上げに取り掛かり、2015年7月には正式にサービスを開(kāi)始した。ユーザーは微信(Wechat)上でサービスを依頼するだけで、ハイヤーが家の前まで配車(chē)される仕組み。ペットとのお出かけや、ペットだけを目的地まで送ることも可能?,F(xiàn)在は、1日平均で150件前後の依頼がある。呉さんは「狗狗専車(chē)を黒字にしていかなければならない。ペット物流のみではまだまだ足りない。今後整った産業(yè)チェーンを作り上げ、ハイヤーの価格を抑え、便利な運(yùn)送サービスを通じて、當(dāng)社におけるペットサービスのサービス領(lǐng)域を拡大し、さらに多くの細(xì)かな分野までの參入を目指していく」と語(yǔ)った。
呉さんは例として、まだ市場(chǎng)ができあがっていない「狗狗家教(ペット専用の家庭教師)」を挙げた。これは各家庭にトレーナーが赴きペットの悪い習(xí)慣などを矯正する手伝いをするサービスである。去年10月のサービス提供から現(xiàn)在まで1500回を超えるサービス提供を行った。それ以外にも、ペットを預(yù)けて、訓(xùn)練する「狗狗學(xué)校」サービスでは、顧客の要望に合わせて、カリキュラムを組み立てる。看護(hù)犬やセラピー犬、護(hù)衛(wèi)犬などの育成が可能となっている。また、呉さんは、「狗狗専車(chē)」傘下のトリマー訓(xùn)練學(xué)校の生徒募集や、自社ブランドのドッグフードの販売も近々始まると明かしてくれた。今後は、フォーチュン?グローバル500にランクインしているイオングループと協(xié)力して、ペットの風(fēng)呂やトリミング、醫(yī)療を一體化させたペットヘルスセンターの立ち上げを検討しているということだ。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月15日
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