「一人之下」の原稿

「逆襲の第一歩」 天津には優(yōu)秀なアニメ人材が豊富

多くの中國(guó)の80後（1980年代生まれ）や90後（1990年代生まれ）に、日本のアニメは大きな影響を與えている。今回、「一人之下」が日本でゴールデンタイムに放送され、他の國(guó)でも注目されるようになっているのは、多くのネットユーザーの目には、「中國(guó)アニメの華麗な逆襲」と映っているかもしれない。

そのような見方に関して、李総経理は、「逆襲できたというにはまだ早いが、逆襲の第一歩を踏み出したということは言えると思う。もし、日本や歐米のアニメ産業(yè)を空高くそびえる木に例えるなら、中國(guó)のアニメ産業(yè)はまだ小さな木にすぎない」と冷靜に分析し、「だから、さらに多くの中國(guó)の傑作漫畫やアニメを海外に進(jìn)出させなければならない」と語(yǔ)っている。

実際には、天津のアニメ會(huì)社から大ヒットアニメが生まれたのは決して偶然ではない。李総経理は取材に対して、「天津にはアニメの良い土壌がある。現(xiàn)在、中國(guó)最大のアニメ拠點(diǎn)は、杭州と天津の2カ所?，F(xiàn)在、中國(guó)のアニメの発展環(huán)境は『最も良い時(shí)代』にあると言える。大きな資金がこの産業(yè)に常に流れ込み、コピー版撲滅などの政策サポートもあり、今の環(huán)境は特に良い」との見方を示した。

取材の最後に李総経理は、「『一人之下』の海外進(jìn)出は、単なるアニメ作品の輸出ではなく、文化の輸出でもある?！阂蝗酥隆护摔隙啶沃袊?guó)の伝統(tǒng)文化が盛り込まれているので、ある意味、同作品は中國(guó)伝統(tǒng)文化の宣伝になっている。そのため、このような中國(guó)文化が詰まったアニメ作品がさらに大きな舞臺(tái)へと羽ばたいて行くことを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月16日