2016年8月15日、日本の敗戦?降伏71周年記念日に、人民日?qǐng)?bào)は中國(guó)第二次世界大戦史研究會(huì)の胡徳坤會(huì)長(zhǎng)の寄稿を掲載した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

「日本政府の逆行」と題する寄稿は「1930～40年代、日本ファシズムの発動(dòng)した侵略戦爭(zhēng)は、中國(guó)とアジア太平洋地域の人々に深刻な慘禍をもたらした。戦後、戦爭(zhēng)加害國(guó)である日本に対して徹底的な清算と改造を行なうのが當(dāng)然だったが、日本を単獨(dú)占領(lǐng)した米國(guó)は冷戦と世界覇権維持の目的のために、米日同盟を結(jié)び、アジア太平洋の國(guó)際秩序を牛耳ろうと企てた」と指摘した。

胡氏は「この大きな背景の下、日本の右翼政治家は侵略戦爭(zhēng)を反省せず、被害國(guó)との関係改善に努力せず、反対に米國(guó)に頼って虎の威を借りた。特に米國(guó)がアジア太平洋リバランス戦略を?qū)g施すると、日本は南中國(guó)海周辺諸國(guó)と中國(guó)との紛爭(zhēng)を度々煽り立てて、中國(guó)を抑え込む目的を達(dá)成しようとしている。南中國(guó)海問(wèn)題で日本は當(dāng)事國(guó)でないのに、しきりに火に油を注ぎ、とやかく言い、米國(guó)を除くもう1つの『撹亂者』となっている」と指摘。

「日本は南中國(guó)海の當(dāng)事國(guó)ではないのに、あらゆる機(jī)會(huì)を利用して、いわゆる『仲裁』の結(jié)果を受け入れるよう中國(guó)に強(qiáng)く要求している。これには主に3つの理由がある。第1に、憲法改正によって『戦後體制』から脫するためだ。日本はすでに集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)を柱とする新安保法を正式に施行した。次の段階は憲法改正だ。改憲の最大の障害は『民意』であり、大多數(shù)の國(guó)民の支持を得られなければ達(dá)成は困難だ。このため安倍政権は『中國(guó)の脅威』を入念に誇張して、國(guó)民の支持を得ようとしている。第2に、國(guó)民の視線をそらし、國(guó)內(nèi)の矛盾を緩和するためだ。日本経済は長(zhǎng)年低迷しており、『アベノミクス』も日本経済の起死回生を果たせておらず、政権を不安定にしている。安倍政権が南中國(guó)海問(wèn)題を利用してもめ事を引き起こすのは、國(guó)內(nèi)矛盾を緩和し、安倍政権を維持するためだ。第3に、南中國(guó)海問(wèn)題を利用して米國(guó)にこびを売る。米國(guó)が背後で操って少數(shù)の國(guó)が中國(guó)を非難しているが、中國(guó)の実施している善隣友好協(xié)力ウィンウィン外交、特に『一帯一路」（the belt and road）建設(shè)の急速な推進(jìn)によって、大多數(shù)の周辺國(guó)は利益を得ており、米國(guó)のアジア太平洋リバランス戦略も深刻に挫折している。こうした中、日本は機(jī)に乗じて中國(guó)を非難し、南中國(guó)海問(wèn)題で中國(guó)封じ込めの急先鋒の役割を演じている」とした。

胡氏は「日本は南中國(guó)海に手出しして、一體何をしたいのだ？侵略の覆轍を踏みたいのか？これは熟考に値する」と結(jié)んだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月16日