南京利済巷慰安所舊址陳列館は15日、南京市にある舊日本軍が中國を侵略時に設(shè)置した慰安所約50カ所を詳しく実地調(diào)査し、関連資料を収集?整理した上で、その実録を展示するとともに、出版する計畫であることを明らかにした。新華社が報じた。
中國、韓國、インドネシアなど8つの國と地域は今年5月、共同でユネスコ(國連教育科學(xué)文化機(jī)関)の世界記憶遺産に、舊日本軍が第二次世界大戦中に強(qiáng)制連行された慰安婦に関する資料の登録を申請した。中國の「慰安婦」問題研究センターのセンター長を務(wù)め、南京利済巷慰安所舊址陳列館館長の蘇智良氏によると、「日本は今年、真実をゆがめて『慰安婦制度は商業(yè)行為』であると主張する資料を提出した」という。
現(xiàn)在、実地調(diào)査や資料の収集、整理を経て、慰安所約40カ所の歴史的記録が既に見つかっており、新たな手掛かりも次々に発見されている。最終的に慰安所の數(shù)は計50-60カ所にのぼるとみられている。
蘇館長は「慰安所調(diào)査の実録を通して歴史的事実を固め、場所や証人、証拠などを確定することで歴史を記録し、悪行の証拠を復(fù)原させ、人々に戦爭の悲劇を忘れてはならないというメッセージを伝えることができる。そのほかにも、慰安婦制度という悪行を否定し、反省することを拒否している日本の右翼に対して、強(qiáng)力な証拠を突きつけることができる」と説明した。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月16日
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