世界はさらに素晴らしくなるだろうか？西側(cè)の一部の國は、そうはならないと考えている。このため反グローバル化思想、保護(hù)主義、孤立主義、ポピュリズム、さらには過激思想が蔓延している。グローバル化はどちらの道を選ぶべきか？世界はどちらの道を選ぶべきか？人類は十字路に立っている。（文：王義桅?中國人民大學(xué)重陽金融研究院シニアフェロー。人民日報(bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

一方中國は「そうだ。世界はさらに素晴らしくなる」と高らかに答える。理由の１つは、「一帯一路」（the belt and road）があるからだ。世界は「一帯一路」によって、さらに素晴らしくなる?！敢粠∫宦贰工咸岢?年で、すでに強(qiáng)大化の勢いを呈し、世界に多重の影響を與えている。

第一に、世界経済が危機(jī)を脫するための方向を指し示している。世界金融危機(jī)発生以降、金融バブルを作り出すのではなく実體経済に投資することが國際的コンセンサスとなっている。先進(jìn)國の再工業(yè)化は、言うは易く行うは難しだ。環(huán)大西洋貿(mào)易投資パートナーシップ（TTIP）、環(huán)太平洋パートナーシップ協(xié)定（TPP）、再工業(yè)化などが結(jié)果を出せない、またはいつになるのか分からない中、「一帯一路」イニシアティブは世界金融危機(jī)後最も実行可能で、最も影響力のある國際協(xié)力イニシアティブとなり、世界経済が低迷を脫して、國際?地域協(xié)力を振興するための大きな方向を先導(dǎo)し、世界の投資家にも希望をもたらした。2016年8月17日、習(xí)近平総書記は「一帯一路」建設(shè)推進(jìn)政策座談會(huì)に出席した際の重要談話で「『一帯一路』建設(shè)を契機(jī)に、國を跨ぐコネクティビティを展開し、貿(mào)易?投資協(xié)力水準(zhǔn)を高め、國際生産能力?裝備製造協(xié)力を推進(jìn)する。その本質(zhì)は有効供給の引き上げによって新たな需要を掘り起こし、世界経済のリバランスを?qū)g現(xiàn)することだ」と指摘した。

第二に、世界は次々と東洋に目を向け、中國に學(xué)んでおり、自らの國情に合った発展の道を歩むことが風(fēng)潮となっている。すでに100余りの國と國際組織が「一帯一路」に參加。中國は30余りの沿線國と「一帯一路」共同建設(shè)協(xié)力協(xié)定に調(diào)印し、20カ國余りと國際生産能力協(xié)力を展開している。國連など國際組織も積極的な姿勢だ。アジアインフラ投資銀行（AIIB）、シルクロード基金に代表される金融協(xié)力は深化し続け、影響力あるいくつかの象徴的プロジェクトが徐々に実行に移されている?！敢粠∫宦贰菇ㄔO(shè)は無から有へ、點(diǎn)から面へと発展し、そのスピードと成果は予想を上回っている。中國は自らの國情にあった発展の道を見出したことで発展し始めた。他の國々も現(xiàn)在、西側(cè)の普遍的価値やワシントンのコンセンサスという迷信から抜け出して、自らの國情に合った発展の道を探り始めている。