家賃が高騰すると、借り手からは不満が出てくる。早くも今年3月15日に中國消費(fèi)者協(xié)會(huì)が発表した報(bào)告の中で、さまざまな出費(fèi)の中で消費(fèi)者が最も不満を感じるのは家賃だとされており、その具體的な原因として、家賃が高いこと、金利が高く返済の圧力が大きいこと、仲介サービスが不十分なこと、詐欺的行為が多いことなどが挙げられた。上海財(cái)経大學(xué)経済學(xué)院の田國強(qiáng)院長は、「都市の住宅価格、賃貸価格の上昇には警戒が必要だ。特に都市で働いてまだ數(shù)年という若い人にとって、賃料の上昇は今後の家賃出費(fèi)の増加にほかならない。一線都市では一部の人が消費(fèi)の実感と物価データとが一致しないと感じている」とはっきり指摘する。

とはいえ、不動(dòng)産オーナーにとってみれば、家賃は重要な収入源だ。北京の場合、北京市統(tǒng)計(jì)局が7月に発表した都市部?農(nóng)村部住民の収入データをみると、今年上半期には同市の一人あたり平均家賃収入は628元で、前年同期比31.1％増加した。都市部は31.6％増加、農(nóng)村部は26.5％増加だった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月13日